| 敷地にゆとりがない場合、南に庭を設けようとしても限界があります。四万七千uを超える広大な敷地は、中庭に対する制約を取り去ってくれました。のびやかな空間には人のこころを解き放つチカラがあります。しかもそれは大概丘の上にあり、周辺に街が広がっています。南面の中庭は約7千5百uという圧倒的なスペース。そこに2つの軸線を設けました。とくに、東西を結ぶ軸線は、長さがなんと約125m。住まう人たちの大通りです。大学のキャンパスさながらに、いつも楽しそうな会話がはずみ、笑顔が行き交います。 |
| 遮るものがないので日当たりがよく、子供たちが自由に駆けまわれる、ゆったりとした芝生広場。使用目的を限定しない広々とした空間を備えることが、暮らしの創造性を大きくふくらませてくれるはずです。 広場を中心とした中庭にシンボルツリーが象徴的に植えられて、やさしい木陰を生み出し、季節のメッセージを届けてくれる。緑の感触を楽しむようにテラスに向かう。芝生の真ん中で談笑する。木陰やベンチでの午睡も本当に気持ちがいいと思います。 |
| 
計画初期段階中庭概念イラスト |